マーケイット ブログ

前代未聞?BtoB企業のぶっ飛んだカンファレンス&展示会「大ベンチャー展」

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2016年4月06日

BtoB企業のマーケティング手法のひとつに、見込み顧客に向けたイベント開催があります。
イベントのスポンサーシップにより企業やサービスの認知度を高めたり、企業イメージの向上につながったりと、一定の成果が期待できる効果的なマーケティング手法です。

そこで今回、弊社のクライアントでオフィス仲介サービスを提供する三幸エステート株式会社とWEBメディア『オモコロ』で有名な株式会社バーグハンバーグバーグが共催するイベント『大ベンチャー展』を取材してきました。
不動産大手が「ベンチャー」という新興市場に向けて仕掛けた、大胆でユニークなイベントへの取り組みを紹介します。

※この記事は旧ブログ「INBOUND marketing blog」から移行したものです。

大ベンチャー展 〜博物館とセミナーの大イベント〜
古代から続くベンチャー企業の知られざる歴史に迫る!現代の起業家たちによるトークセッションも同時開催!
開催期間: 2016年02月03日(水)~2016年02月07日(日)

「ベンチャー企業に自社をもっと知ってもらいたい」将来への課題感から生まれた企画

当イベントを主催した三幸エステートは、大企業から中小企業まで、年間1,700件のオフィス仲介実績を誇る業界最大手の一つです。
堅調に業績を伸ばし続けている同社ですが、将来を見据え、これから成長が期待されるベンチャー企業の方々に「もっと自社を知ってもらいたい」という課題感から今回のイベントを計画しました。

イベントの企画・製作は、自身もベンチャー企業でもある株式会社バーグハンバーグバーグ。ベンチャー業界の著名人によるトークセッションや、古代史博物館さながらの演出で並べられた「ベンチャー史」にまつわる数々の展示物など、ベンチャー企業にお勤めの方、これから起業を志す方々にとって役に立つのか立たないのかよくわからない、濃厚で魅力的なコンテンツが豊富に用意されました。

イベント会場は末広町駅直近の「3331 Arts Chiyoda」

旧練成中学校を利用して誕生したアートセンターで、地下1階、地上3階の館内には、アートギャラリー、オフィス、カフェなどが入居し、展覧会だけでなくワークショップや講演会といった文化的活動の拠点として利用されています。

取材に伺った2月4日には、家入一真氏×佐藤健太郎氏×シモダテツヤ氏によるトークセッション『ベンチャーがこれからやると面白そうな仕事』が開催されていました。
スピーカーが全員paperboy&co出身者ということで、終始息の合ったトークが展開されました。オフィス移転がテーマのイベントにも関わらず「オフィスにお金をかけて失敗した」体験談や、「社員との給与交渉をLINEで行っては」など、ベンチャーならではのぶっ飛んだ発言が印象的でした。

展示スペースへ移動すると、そこは摩訶不思議なパラレルワールド。

トークセッションが終わると、スタッフに誘導されるがまま、地下フロアの博物館ゾーンへ。 柱や床・天井は校舎時代のままですが、適度なデザインを配すことで、とてもアーティスティックな空間に仕上がっています。

ライティングや装飾など、古代史博物館に訪れたかのような展示スペース。所狭しとユニークな展示物が並びます。

前述のトークセッションにも登場した家入一真氏のミイラ。実際に家入氏の型を取って作成しているため、細部まで精巧に作られていました。精巧すぎて気味が悪いくらいです。

ちなみに、当イベントをきっかけに(来場していなくてもOK!)三幸エステートを通じてオフィス移転をご契約していただくと、スペシャル特典として、なんとこちらのミイラを初めとした数々の展示物がプレゼントされます。また、二つ目の特典として、バーグハンバーグバーグ社が「会社訪問記事」を執筆してくれるとのこと。オフィスの移転をご検討中であれば、三幸エステート社に相談してみてはいかがでしょう。

大ベンチャー展 お引っ越しプレゼントキャンペーン

ホリエザウルス(ホリエモンの恐竜)です。あの堀江貴文氏の顔を石膏で型取り、作ったそうです。これもプレゼント対象。

太古に存在し、初めて「リアル脱出ゲーム」を考えだしたと言われている「スクラップ原人」。顔のリアルさが半端ない・・・。これもプレゼント対象。

現存する世界最古の「いいね!」の化石。原始時代では「いいね!」をする場合は手首を落とすしかなかったため、人生でたったの2回しかできなかったらしいです。いったい何に「いいね!」したのかとても気になります・・・(笑)こちらもプレゼント対象。

おなじみの人類進化図の下にはベンチャーの進化図が・・・。
1回鳥を経て?、独自の進化を続けていることがわかります。こちらもプレゼント対象。

他にもたくさんの展示物が並び、真剣に眺めている方、笑いながら写真を撮ってる方など、皆さん思い思いに大ベンチャー展を楽しんでいました。 ベンチャー企業の方々の心理をよく捉えたマーケティング戦略であることは確かでしょう。
最後に、今回のイベントの仕掛け人にいただいたコメントをご紹介させていただきます。

株式会社バーグハンバーグバーグ クリエイティブ事業部の部長を務める山口むつお氏。

「まさか本当にこの企画が通るとは思いませんでした。勇気の決断だったと思います。でもそのおかげで、多くのベンチャー企業さんが注目してくれたのではないでしょうか。」とのこと。

三幸エステート株式会社 営業企画室長 小山弘晃氏。

「大ベンチャー展がSNSでどんどん拡散していくさまには驚かされました。当社のことに少しでも興味持っていただけるとうれしいです。僕らだけではこの世界(?)に来ることはできなかったので、バーグハンバーグバーグさんはじめ、関係者の方々には大変感謝しています。」

おわりに

実は筆者も、BtoBをメインとした事業に携わっている者です。今回のベンチャー展の企画には「ここまでやっていいんだ」という衝撃をうけました。いかにターゲットとなる顧客層に喜んでもらえるか、有意義な時間を提供できるかを第一に考え、その目的達成のために最大限の創意工夫を盛り込むことが重要だと感じました。今後も、BtoB業界で、このようなユニークなイベントが開催されることを期待しています。