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BtoB Webサイトで動画コンテンツを使用したお手本事例38選

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2014年12月10日

動画コンテンツは、企業がブランドの親和性を高め、消費者により明確なメッセージを伝えるツールとなっています。消費者は動画コンテンツの重要性も理解し始めています。動画がBtoB市場において成長をとげているのは、複雑な製品やサービスを明確に伝えることができ、消費者にとって製品やサービスを容易に理解できるからです。

さらに、なぜ動画での情報伝達がビジネスにとって有効なのか、その理由を紹介します。

※この記事は旧ブログ「INBOUND marketing blog」から移行したものです。

人々の「顔」の重要性。
– 「顔」を表現することは、情報の信憑性を高めるために効果があります。

音声は豊富な情報を伝達できる。
– 音声(言葉)による情報の伝達は、人々にとって理解しやすく、豊富な情報を伝えることができます。 

感情表現の大切さ。
– 顔や身体の動きを使った表現は、情報だけでなく感情を共有するために有効な手段です。 

人は動きに反応する。
–社会人類学的に、我々のDNAにすでに備わっている特性として、「動き」に反応するという特性を持っています。 

現在、動画コンテンツは、制作コストも下がり、生産性が上がってきました。動画コンテンツをWebサイトで利用することで、より大きなリターンをもたらす可能性があります。

以上を踏まえ、マーケットで成功をおさめているBtoB企業で、動画コンテンツを掲載しているサイトを10種のカテゴリでまとめました。

1. 会社概要

これは‘会社のパンフレット’と同等な位置づけの動画です。Webサイトにおいて、会社情報や会社が持つアイデアなどを新しいユーザーへ伝えます。会社概要の動画は、会社の歴史、主要製品、役員や幹部社員、製品情報のコンテンツを備えています。

2. ケーススタディ/お客様の声の動画

みなさんは商品説明を読む時間ありますか?商品説明を全て読む人は多くはないと思います。これらの動画は、2分間の動画で商品説明を見せることで、その商品の魅力や多くの特性をユーザーに理解させることができます。

企業がどのようにしてクライアントのビジネスの目標を達成することができたのか。さらに、自社の製品やサービスがいかに優れているかを顧客に伝えるには、動画を使うことが効果的な手段です。

http://youtu.be/RsnSQmLAw8o?list=PL7D94A9F14793C36B

3. 製品デモンストレーション

4. ビジュアルストーリー・プレゼンテーション

ビジュアルストーリーは人気があります。イラストレーション、アニメーション、シンプルかつ魅力的な方法で、製品やサービスの説明を行っています。 これらはプレゼンテーションと呼ぶこともあります。通常1〜3分程度の動画コンテンツです。 今回紹介する動画カテゴリの中で、最も面白く、注目される動画コンテンツです。なぜなら、この表現手法は、信頼性も高く、次の内容が観たくなる欲求が最も強くなるからです。

Zencash – アカウントサービス(現在リンク切れ)

5.スタッフプレゼンテーション

ソーシャルメディアとCGMは、ユーザーとコミュニケーションをとる方法のひとつとして、見直されています。社長が会社の顔という時代は終わりました。日々、働いているスタッフが会社のイメージであり、どういった会社なのかを表す大切な要因なのです。企業紹介において、顧客サービス担当者、技術専門家、従来のスタッフは重要な役割になっています。調査によると、経営陣より、日々働くスタッフの動画コンテンツを掲載することで、信頼性が高まることがわかりました。会社が組織を成形する上で、日々現場で働くスタッフと共感を持てるかどうかは特に重要なポイントです。

6. イベント動画/セミナー/ビデオブログ

トップ セールスの人々、企業幹部、業界の専門家・ビジネスマンは、通常、セミナーやカンファレンスに出席するものです。
イベントやセミナーをオンラインで共有することで、会社の付加価値を高め、会社のブランディングに貢献することができます。
ウェビナーは、オンラインで開催されるセミナーです。毎日24時利用可能で、ソーシャルメディアを併用し、会社のメッセージや製品・サービスについて拡散することができます。
ビデオブログはインバウンドセールスのためのリード獲得を目指した、定期的なコンテンツとして使われます。
ウェビナーとビデオブログは、動画コンテンツを使い、問題を解決する様々なソリューションについての説明を行っています。

7. コンテンツマーケティングビデオ

コンテンツマーケティングビデオは、会社・製品の営業に重点を置いていません。顧客の問題を、製品によってどのように解決しているかを紹介すること。そうした点を重視しています。
ビデオブログ同様、使い方や問題解決のノウハウを共有することで、顧客との信頼性や関係性を維持するために使用されています。

Wiseguyapps – SEO サービス(現在リンク切れ)

https://www.youtube.com/user/wiseguyapps

8. リクルート動画

どの企業にとっても、優秀な人材を獲得したい、というニーズは共通です。
リクルート動画は、スタッフの紹介、企業文化の紹介、そしてその企業の将来性を語ります。
それらが企業の人材獲得に大きな影響力があることは明らかです。

9.バイラル動画

バイラル動画は、人々がシェアをしたくて、たまらなくなってしまうほど面白い動画のことです。バイラル動画は観た瞬間にインパクトがあり、強烈な印象が残ります。

10. 背景動画

Webページの背景が動画になっているタイプです。背景を動画にすることで、より多くの情報を伝えることができます。人々はそれを観るとさらに深い情報を知りたくなり、アクションボタンをクリックする傾向が高まります。そのため、トップページ上部のヒーローエリア(メインエリア)で、使用されるケースが多いです。